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土間コンクリート打設1

本日は、いよいよ土間コンクリート打設を行なっていきます。
勾配の1段階目の部分を打設します。
その前に、土間の厚さに掘削を行います。


土間コンクリートの厚さは10cmなので、10cm掘削します。
掘削するのは土では無く、ほとんどが前回入れた砕石(鉱砕石)です。


コンクリート打設分掘れてきました。


掘った砕石は土のう袋には25k

gづつ入れていきます。
セメントも25kgなのでコンクリートを練る時に配合するのが楽になります。


デジタル台はかり 最大50kg (Amazon)
この測りで砕石を詰めていきました。


掘削が完了しました。
掘った所はしっかり転圧をかけておきます。
〆に水を充分撒いておきます。


今日はこの細い部分の土間コンクリートを打設します!
その前に、強固な土間にする為にワイヤーメッシュを設置します。


ワイヤーメッシュをベビーサンダーで切断します。
保護具を忘れずに装着しましょう!


ワイヤーメッシュを設置しました。
繋ぎ目は結束線で縛ります。


専用の工具が無いのでプライヤーで・・・。


土間の厚さは約10mmとして、中間になるようにワイヤーメッシュを設置します。


準備完了!
コンクリートを練っていきましょう!

土間コンクリートの配合は、セメント:砂:砕石=1:3:3で配合します。
砕石をもう少し増やしても良いのですが、硬く混ぜにくくなります・・・。
あと水ですが、少しづつ入れて練ります。
何リットルとかの定義はあるのですが、これは感覚で練ります。

生コンクリートを作る場合、「体積」から材料の必要量を求めます。
単位は、立米(りゅうべい)と呼ばれています。
記号だと立方センチメートルと同じように「㎥」と書きます。

体積を求める式は、次の通りです。

体積=縦×横×高さ
この式に「打設する場所の縦と横の長さ」と「コンクリートの厚み」を当てはめて計算します。

材料別に必要量を計算してくれる便利なサイトがあるので紹介しておきます。
○コンクリート配合計算サイト○


結構ハードな手練りです。
少しづつ水を入れて調整していき、硬さはこれぐらいで大丈夫です。
少量練る場合は、セメント25kgの3分の1、(8.333kg)と砂と砕石1袋づつです。

コンクリート打設

早速コンクリートを打設していくのですが、とにかく手際良く行います。


ザクザクとプラ鏝で突き刺して空洞の無いように打設します。


ある程度プラ鏝で擦るように慣らしたら金鏝で仮仕上げしておきます。
この作業を手早く数回に分けて行います。


ある程度表面を慣らせたら縁を仕上げていきます。

縁の仕上げは、道路面引鏝を使用します。


縁はこんな感じに仕上がります。
水捌けと縁の仕舞いが綺麗に見えます。


綺麗に仕上げるには数回擦って仕上げていきます。
そして金鏝で表面を擦り、また面引鏝の繰り返し。
水分が多いうちに手早く行いましょう!


ムラの無くなるまで数回擦りますが、少し妥協も必要です(笑)
あまりムキになっても作業が進みません。


残りの部分もコンクリートを打設していきます。
練っては打設、結構な労力です。
2人で行う方が効率良く打設できます。


炎天下の下結構こたえますね。
もう少し!


何とか本日の打設が完了しました!


ロープを張って踏み込まないよう養生して完了。

今回のコンクリート打設作業で、縁石や御影石などにセメントが付く事が多々あリました。
濡れた雑巾で早めに拭き取ると簡単に綺麗になりますが、放っておくと固まって落ちなくなります。

七不思議なのですが、コンクリートやモルタルを練ると必ず現れる昆虫が。

そう、アゲハ蝶が必ずと言って良いほどやってきます。

なぜ・・・。

本日の作業はここまで!