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基礎の化粧仕上

本日は旧基礎表面の化粧仕上げを行います。
仕上げ材を塗って、上から刷毛引き仕上げを施工します。

「刷毛引き」とは、左官仕上げの一種。
コンクリートやモルタルなどの塗り材をコテで押さえたあと、硬化する前に表面を刷毛で荒らして筋目を付ける仕上げ施工方法です。
特にセメントを水で溶いたノロの表面に刷毛引きする作業のことはノロ引きと言います。
コンクリート面を完全に平らに仕上げるのは困難な為、表面に模様を付けることによって凹凸を目立たなくする働きがあります。
また一種の逃げ施工の方法でもであります。
ただし、単に逃げとしての意味だけでなく、好んでこの仕上げを選ぶ場合もあり、また、刷毛引きをすることによって、面が荒くなるため、水平面にこの仕上げを施せば滑り止めの効果を発揮します。

先ずは、漆喰壁との境界を作る為に目地棒を入れます。

朱墨を入れて平行な線を出しておきます。


目地棒を取り付けます。
今回目地棒はコンクリートビスで、下穴を開けてから取り付けました。


面を平らにするために糸を張っておきます。


約1cm程塗ります。


これで塗る準備が出来ました。


その前に、モルタル吸着剤を散布します。
NSハイフレックスHF-1000


水で希釈して刷毛で塗ります。


全体に満遍なく塗って一旦乾かします。


その間に化粧仕上げの材料を練ります。
水で混ぜるだけの簡単な材料です。


ミキサーでしっかり練ります。


まんべんなく塗りつけます。


数回鏝で抑えて平らに慣らします。


乾かないうちに刷毛でまっすぐに撫でます。(刷毛引き)
少し撫でては水で洗ってを繰り返します。


刷毛目がついて完成しました!


翌日の乾いた状態です。
いい感じに仕上がりましたね。

本日の作業はここまで!